働きたいシニア層に企業が期待

1月 13, 2017 · Posted in · Comment 

少子化が進み超高齢化が加速する中で、企業の多くが人材確保に苦戦を強いられています。これまで、企業が求める人材というと「体力があり、長時間労働が可能な若者」という傾向にありました。
しかし、人材確保が難しくなっている現代において、企業の注目を集めているのがシニア層の労働力です。多くの人にとって、長年勤めた会社を退職した後は、悠々自適に老後を満喫するというのが憧れる老後のあり方ですが、近年の苦しい経済事情を背景とし、リタイア後も働き続けることを選択せざるを得ないという人が増えています。
その働き方は、勤めていた会社での再雇用に限らず、再就職やアルバイトなどさまざまです。そして近年、このシニア層のアルバイトを積極的に雇用しようという取り組みが広がりをみせています。人材確保が可能になると期待されていることはもちろん、企業側にも様々なメリットがあるからです。
その最たるものの一つが、社内教育の大幅な省略が可能な点です。すでに長年社会で経験を培ってきているため、社会人としての基本である「あいさつ」「身だしなみ」「仕事に対する姿勢」等がすでに備わっており、即戦力として扱うことができるのです。その他にも、他の労働者への気遣いができるなど、豊富な社会経験があればこその対応力が職場へいい影響を与えています。
また、保有している技能や技術を生かして、特定の業種ですぐに活躍できるなども期待できます。人材不足にあえぐ企業にとって、シニア層は労働力を補充するだけではなく、多くの可能性を秘めた貴重な労働源となってきているのです。